龍谷大学社会学部・福祉フォーラム「世代間共生のゆくえ 若者の居場所・中高年の居場所 ─私たちはわかりあえるのか─」

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■龍谷大学社会学部の「社会福祉フォーラム」は、社会学部における地域福祉学科および臨床福祉学科開設にともない、これまでの専門職養成に加えて、様々な分野や広範な人々との連携・協力を創りだし、社会福祉のさらなる発展をめざして設立されました(詳しくは、こちらをご覧ください)。

■今年のフォーラムのタイトルは、「世代間共生のゆくえ 若者の居場所・中高年の居場所 ─私たちはわかりあえるのか─」です。2012年11月17日(土)13:30~15:40、瀬田キャンパス 8号館101教室で開催されます。ゲストには、上野千鶴子さん(東京大学名誉教授・立命館大学大学院先端総合学術研究科特別招聘教授)と阿部真大(あべ・まさひろ)さん(甲南大学准教授)のお2人の社会学者をお招きします。著名な社会学者である上野さんについては、特にご説明する必要もないかもしれません。阿部さんは、『居場所の社会学』、『搾取される若者たち ─バイク便ライダーは見た!─』で注目を集めている新進気鋭の若手社会学者です。

■今回のフォーラムは、お2人の講演と対談から構成されています。以下が、開催趣旨です。
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どの時代にも世代と世代のずれはありましたが、今日のそれはより複雑になり、文化差ともいえる本質的なちがいが生じているようにもみえます。

そしてそれが互いへの誤解や葛藤を引き起こし、職場で、近隣で、そして家庭でも、世代間のコミュニケーションのあり方が問われる状況がうまれているといえるでしょう。

このフォーラムでは、各世代について発言をされてきたお二人の講師から、それぞれがどのような価値をまとい、どのように社会における居場所を見出そうとしているのかなどについて語っていただき、互いへの理解を深め、単純な批判や排除に走らない共生のあり方をさぐってみたいと考えています。
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■「社会福祉フォーラム」ではありますが、ここには、地域福祉学科・臨床福祉学科の教員だけでなく、社会学科の教員も参加しています。そのようなこともあり、今回は、ゲストに2人の社会学者をゲストとしてお招きする、これまでにない企画になったようです。ぜひ、ご参加いただきますよう、よろしくお願いいたします。

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