お寺の掲示板

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▪️Xで拝見した、お寺の掲示板に関する投稿です。

▪️ああ、なるほど。これは学問の世界も同じですね。学問の世界は、どうしても「ジャーナル共同体」になってしいます。学会誌=ジャーナルを中心として、評価も、研究費も、人事も決まっていく傾向があります。「そんなの、どうでもええわい」と踏ん切れて、自分がやりたいこと、知りたいことが、迷わずできると違うんでしょうけどね。つまらぬ学会政治から抜け出して、自分がやりたいこと、自分自身で判断したやるべきこと、それができるかどうか。最後の、「愚かな人ほど、他者に正解を求める」という部分。この「他者」が「師匠」だったりするわけです。「先生に褒められたい」ということが、無意識のうちに前提になっているわけです。いつも師匠の評価を気にしながら仕事をしていたのでは、縮小再生産…だと思います。学会の発展はありません。

▪️声を小さくしますが、大学の運営(学科、学部、全学…)も同じかなと思います。個人的意見ですけど。

茅野さん親子との交流

▪️昨日は、長野県の松本で暮らしている茅野さん親子と、京都であって、交流しました。茅野さんは、信州大学に勤務されている環境社会学者です。私よりも20歳若い方ですが、仲良くしていただいています。お子さんの方は、この4月から小3と小6になる男の子です。お2人の関心は、「鉄道」と「淡水魚」です。鉄道といっても、彼らの関心は「国鉄」に焦点化されています。国鉄時代に製造された車両を追いかけておられるのです。

▪️お父さんである茅野さんも手伝って、あらかじめどのあたりに出会いたい車両が走っているのかを絞り込むのだそうです。インターネットの情報でそういうことができるのです。お父さんの茅野さんも鉄道に多少は関心はあっても、主導権は息子さん達にあります。今日は、松本を出発して関西までやってこられました。その上で、ターゲットである、大和路線に最後に残った201系ウグイス色と出逢いに行かれたのでした(私自身は、よくわかっていません)。運用を調べて時刻のねらいを定めた上で、名古屋から関西本線を抜けて奈良県の王寺駅まで会いに行かれたようです。素晴らしい。この執念、親子で共通しているような気がします。ターゲットの電車では、お客さんがほとんどいなかったようで、わざわざ松本からこの電車に会いにきてくれたことを知った車掌さんが、窓の開け方を「こうやるんだよ」と見せてくださったそうです。私は、窓がどうなっているのかよくわかりませんが、車掌さんも素敵だな〜(たしか、そういう話だったような)。

▪️小学生ながら、「国鉄」に対する執念が素晴らしい。そのお子さん達を丁寧に支える茅野さんも素晴らしい。消えていく電車に対する愛というか、もっと言えば憤りのようなものを感じておられるですね。社会のために活躍した車両が、消耗品のように消えていってしまっても良いのか。そういうお気持ちでしょうか。自分にも、そういう執念のような熱いものが子どもの時からあったらなあ…、もっと違った人生になっていかもな…と思いました。今更思っても仕方がないのですが。

▪️茅野さんの息子さん達のもう一つの関心は「淡水魚」です。ということで、川魚を食べさせる京都の小料理屋に行って川魚料理を楽しみました。まあ、通常小学生が行くようなお店ではないのですが、息子さん達は大変喜んでくれました。そもそも、川魚を食べさせてくれるお店は少ないですからね。お店の中には水槽があって、料理に使う川魚が活かされているのですが、魚の種類がだいたいわかるようでした。めちゃくちゃ喜んでおられました。息子さん達の「鉄道」と「淡水魚」に対する愛情が昨日はひしひしと伝わってきました。こういう少年たちが、もっと増えてほしいなと思いました。
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庭のシジュウカラ

▪️先日も投稿しましたが、庭のシマトネリコに掛けた巣箱に、シジュウカラの夫婦が「入居」してくれました。最近は雨がずっと降っているのでよく観察ができないのですが、夫婦で忙しく飛び回っています。シジュウカラは、巣箱の中に、巣を作る材料、苔とか、毛糸とか、犬の毛等を集めているのかもしれません。ちなみに、産卵は4月中旬以降のようですね。

▪️鈴木俊貴さんという方が、シジュウカラが「会話している」ことを研究により明らかにされました。で、昨日のニュースは、会話に加えてジェスチャーです。鈴木さんが所属されている東京大学先端科学技術研究センターによるプレスリリースでは、次のように説明されています

東京大学先端科学技術研究センター鈴木俊貴准教授と杉田典正特任研究員による研究グループは、野鳥の一種・シジュウカラが翼の動きをジェスチャーとして用い、特定のメッセージを伝えることを発見しました。
ジェスチャーは私たちにとって大切なコミュニケーション手段です。例えば、見て欲しいものに指を差したり、挨拶の時に片手を上げたり、別れ際に手を振ったり、体の一部を動かしてさまざまなメッセージを伝えます。
従来、ジェスチャーは人間や類人猿において特別に発達したコミュニケーション手段だと考えられてきました。それに対して本研究は、鳥類(シジュウカラ)が翼の動きによって、「お先にどうぞ」という特定のメッセージを伝え、つがい相手に巣箱(巣穴)に先に入るよう促すことを明らかにしました(図1)。本成果により、今後、さまざまな動物種を対象に、ジェスチャーとその意味を探る研究が活発化すると期待されます。

▪️うちの庭でも目撃できるかな。

『あたらしい家中華』

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▪️書店に行きました。書店に行くと、いくつかのテーマで、書棚を巡ります。そのひとつは料理です。ある書店の料理本のコーナーに、この本が置いてありました。著者の酒徒さん、まずはTwitterの投稿ですごく面白い中華料理の投稿をしている人がいると気が付きました。中国のごく普通に食べられている家庭料理なんです。プロの料理人ではありません。でも、学生時代に中華料理に魅せられて、中国国内をあちこち巡っていろんな料理の経験をされてきた方です。今日は、この本の中のキャベツ炒めを作りした。そう、ただのキャベツ炒めです。材料は、キャベツ、ニンニク、唐辛子。調味料は、醤油、黒酢、砂糖。自分で作っているんですが、とっても美味しかったです。これはね、自画自賛ではなくて、この本が素晴らしいという意味です。

ニューバランスのUL420M

▪️「馬鹿の大足、間抜けの小足」という言い方を、子どもの頃に知りました。今だとNGでアウトな物言いになると思いますが、そういう言い方を父親から教わりました。父は男性としては背も低く(160cmぐらい)、足のサイズも普通か小さめだったように思います。ところが、その子どもの私は「大足」です。スニーカーは29cmです。

▪️今履いているスニーカーが、だいぶへたってきたので、京都駅前の靴屋に立ち寄ったのです。足のサイズを伝えると、そのサイズは仕入れていないというのです。つまり、売れないからです。そのようなサイズは需要がないんですね。で、店員さんがアドバイスをしてくれました。「ネットでお買い求めいただいた方が、よろしいかと思います」と。ということで、ネットで注文しました。29cmのスニーカー。あえて、クラシカルなデザインのものにしました。ネットの説明では、今回購入したニューバランスの「UL420M」とは、昔の420という型番のスニーカーの「オールドファッションなフォルムをベースに、よりシンプルなアッパーデザイン、安定性と耐久性を高めた厚みのあるソールでアレンジし、日本だけで展開する」ものみたいですね。

▪️大足で幅広の私にの足にあうメーカーって限られています。ダメなのが、アディダスです。幅が狭いように思います。気に入っているのは、アシックスとニューバランス。楽ちんです。今日は雨も止んだ感じなので、月1回の通院の際に履いてみました。気分がいいですね。

ブロッコリー

20240324broccoli.jpg▪️ブロッコリーをよく食べます。ブロッコリーは、食後の血糖値の上昇を抑制する効果があるそうです。また、ガンを抑制する効果もあるようですね。大切な野菜です。これは個人的にそう思うだけでなく、今年の1月には、農水省は「指定野菜」にもなりました。「指定野菜」について、農水省は以下のように説明しています

消費量が多い野菜や多くなることが見込まれる野菜です。野菜の値段を安定させて、みんながいつでも野菜を食べられるように指定しています。

指定野菜は、
キャベツ、きゅうり、さといも、だいこん、トマト、なす、にんじん、ねぎ、
はくさい、ピーマン、レタス、たまねぎ、ジャガイモ、ほうれんそうの14品目

▪️この「指定野菜」になったブロッコリーなんですが、最近は価格は高騰しています。困りました。暖冬で出荷が前倒しになり、今は品不足で価格が高騰してしまったようです。困りました。困っているのですが、写真のようなブロッコリーが手に入りました。これは、近くスーパーマーケットで買ったものではありません。スーパーではなく居住地に隣接する農村にある直売所で購入したものです。大きな3つのブロッコリーが入って、この1袋でなんと180円でした。ありがたいですね。直売所に出品されているご高齢の農家の皆さんは、市場価格を睨んで価格を上げたりせずに、いつものように価格をつけて出品されているのでしょうね。本当にありがたいです。

▪️このブロッコリーの茎、どうやって食べておられますか。私は、これまで包丁で硬い皮をカットして料理に使っていました。そうやってカットすると、食べられる中の芯の部分も皮と一緒に一部カットしてしまうのです。もったいないなあと思っていました。でも、この記事を読むと、電子レンジで簡単に、つまりツルッと皮を剥くことができるようです。次はやってみようと思います。

▪️それから、もうひとつ、今日知ったことを。ブロッコリーとケールをかけ合わせた野菜があります。アレッタというようです。これまでも、細長いバラ売りのブロッコリーと思っていたのですが、これはブロッコリーとは品種が違うのですね。知りませんでした。大学時代の先輩からfacebookを通して教えていただきました。ありがとうございました。ブロッコリーも美味しいですが、このアレったもとても美味しいのです。お勧めです。

【追記】▪️ 昼食にやってみました。ブロッコリーの芯って、こんなに美味しかったんだ…って思いました。みなさんも、ぜひお試しください。これまで何十年もブロッコリーを食べているのに、この芯に関しては損をしたような気持ちになっています。

血糖値を測定する。

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▪️昨日は、午前中、滋賀県庁でのミーティングの後、午後からは大学に戻りました。4月から特別研究員(サバティカル)になるので、まずは研究室を整理整頓し、研究環境?を整えることを行いました。いらないものをまずは断捨離し始めました。1年かけて、ゆっくりと書籍の処分にも手をつけます。廃棄、譲渡、売却、PDF化、保存、その作業を進めます。

▪️15時からは農学部の石原健吾先生のラボを訪問し、いろいろご指導をいただきました。ありがとうございました。石原先生は、ご自身も元々は自転車競技をされていたスポーツマンです。最近では、自らのデータを取りながらトレイルランで160kmを走ったりもされています。ご専門はスポーツ栄養学。「スポーツ栄養学」を一般人の健康増進、競技者のパフォーマンス向上という両面から研究されています。

▪️昨日は、前者の「一般人の健康増進」という観点から、病気持ちの私の健康維持に関してご相談に乗っていただいたわけです。大変丁寧にお話をしてくださいました。加えて昨日は、特に、血糖値をリアルタイムで測定できる「FreeStyleリブレ」というセンサーを二の腕に取り付けるご指導を受けました。厚さ5mmほどの丸い円盤状のセンサーの中央には短いとても細い針が出ていて、その針が皮膚の下の細胞と細胞の間に存在するグルコースを測定するのです。グルコースは血管を通って体中に運ばれ、毛細血管から間質液へ、さらに間質液から細胞に入って利用されているので、この間質液中のグルコースがわかれば、グルコースと強い相関がある血糖値もわかるというわけです。で、その情報をスマホのアプリで受け取るのです。トップの写真、左側、写真に写った二の腕に丸い円盤のようなものが見えると思いますが、それが「FreeStyleリブレ」になります。

▪️このセンサーを装着することで、私は石原先生の研究に協力しながら、自分自身の血糖値の傾向を理解することができます。今までは、月1回の血液検査だけが頼りでしたが、今回は2週間だけですが、リアルタイムで測定できることになります。研究に協力する内容ですが、階段の上りと下りとでは、どちらが血糖値を消費するのか…たしかそういうふうに説明してもらったのですが…違っているかもしれません。石原先生から、後で、運動のメニューを送ってもらうことになっています。

▪️アプリを起動させてから1時間ほどで使えるようになりました。安心しました。健康の範囲内です。例えば、個人的な実験として、オニギリを食べてみる。餅を食べてみる。餡子の入った今川焼きを食べてみる。そうして血糖値がどう変化するのかを確認してみたいと思います。ストイックな食事制限をしてきましたが、もう少し余裕ができるかもしれません。また、食後、どのタイミングで、どのように運動すれば血糖値の上昇を抑えることができるのか、その辺りも探りたいと思います。そうやって、糖尿病と共生できるライフスタイルを探りたいと思います。

▪️「なんでそこまで必死になっているんや、アホちゃうか」と言われるかもしれません。でも、それは糖尿病の母親の介護を10年続けて、きちんと対応しないとどうなってしまうのかを、よく知っているからです。そもそも糖尿病は、万病の元。様々な病気のリスクを高めます。母親は、壊疽にこそなりませんでしたが、目が見えなくなり、何度も脳内出血をしました。いずれも糖尿病が原因です。まあ、そのようなわけで、今回の実験もあえて「楽しんで」います。石原先生の研究室を紹介したポスター(トップ右の写真)には、「自らの体の測定を通して、基礎的な栄養学と実践力を養う」と書かれています。私はゼミ生ではありませんが、勉強させていただきます。

▪️ちなみにアプリで最初に測定された私の血糖値103でした。その後、大津駅前のいつもの居酒屋「利やん」に立ち寄り、美味しいおでんと蛸の刺身をいただくと、血糖値も少し上昇し始めました。もちろん、糖質を含むビールや日本酒は飲みません。焼酎の湯割りです。まあ、数値は緑の範囲なのでとりあえずまだ大丈夫なのかなとは思います。私が心配するのは、急激に血糖値が上昇する血糖スパイクと呼ばれる現象です。自分にもそのような症状が起きているのかどうかを確認したいと思っていました。まあ、誰しも食後は血糖値は上昇するのですが、私の数値をどのように評価するのかについては、主治医にお聞きするしかありません。データを溜めて、次回の診療の時に相談をしてみようと思います。

▪️石原先生には私のスポーツでの経験を聞いていただきました。アスリートでもスポーツマンでもない、前期高齢者になったただのおじさんの経験なんですが…。例えば、フルマラソンに挑戦している時、30kmを超えると途端に走れなくなりました。ゴールしたあとは悪寒が生じてしまいました。100kmウォーキングでも同様です。50km歩いたところで、それほど気温は低くはないのですが、やはり悪寒が生じました。個人練習で50kmを歩いた時も、やはり悪寒が生じました。石原先生にも確認しましたが、これって全部「低血糖」のようです。運動で血糖を消費しているにもかかわらず、糖の補給がないから動けなくなり、体温さえも維持できなくなり、悪寒が生じたわけなんですね。こういう話をお聞きしながら、こうやって、自分の身体に敏感になること。悪くはないと思っています。特に持病を持っていると余計ですね。自分が専門とする社会学の立場からすると、健康に敏感になっている自分自身に対して批判もできるわけなんですが、それでもやはり、悪くはないと思っています。楽しもうと思います。

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▪️石原先生からは、写真のような食品を試してみてはと勧められました。一番左のものと、オレンジのもの、アルミの袋のもの、これらはいずれもご飯に混ぜて一緒に炊くものです。原料は、コンニャクとか、セルロースという繊維質とか、アルミの袋のものはたしか麦かな。小さなお麩のような感じですね。いずれも、食欲を満たしつつ、カロリー摂取を抑える食品です。緑は麺ですね。食事を工夫しながら、運動もきちんと行いながら、血糖値を測定することを面白がってみたいと思います。

▪️石原先生のご専門は「スポーツ栄養学」ということもあるのでしょうが、またフルマラソンを走ることをやや強めに勧めていただきました。加えて、秋の100kmウォーキングも昨年と同様に応援してくださるとのことでした。ありがたいことですね。

滋賀県庁でミーティング

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▪️今日の午前中は滋賀県庁で、琵琶湖環境部、琵琶湖保全再生課の職員の皆さん、総務部市町振興課の職員の皆さんと、理事長をしている私たち特定非営利活動法人「琵琶故知新」とでミーティングを持ちました。私たちの理事が経営している企業が開発したマップに関する技術と、MLGsの活動、市町振興課が所管されているコミュニティ通貨「まちのコイン(ビワコ)」との連携に関して、今日は大変前向きな議論ができました。仕事をするのが楽しくなる、そのような議論です。今日のように前向きで意欲を持った方達と一緒に仕事をするととてもハッピーになれます。相手の熱量に、自分自身もちゃんと熱量を伴い応答しようとしますからね。ありがとうございました。大学の仕事も、こうあって欲しいのですが😅。定年退職まであと3年なので、熱量のある教職員の皆さんと一緒にお仕事したいです。大学のことはともかく、滋賀県庁の皆さんとは引き続き、具体的な目標を共有しつつ、ミーティングを重ねていく予定です。マップの技術を通して、県庁内に横のつながりが縦横に生まれていけばと思っています。

▪️今日のミーティングの場所ですが、県庁4階の会議室でした。もともと、貴賓室として使われていたんですって。なんだか立派な部屋た。写真を撮らせていただきました。

新幹線でぐるっと1周

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20240321ekiben3.jpg▪️たくさんの皆さんに応援していただき、全日本アンサンブルコンテストでは、龍谷大学のサクソフォン四重奏がゴールド金賞を頂くことができました。ありがとうございました。

▪️本当は、金賞を受賞した部員の皆さん全員と祝杯をあげたいところでしたが、残念ながらひと足先に帰宅することになりました。今回の全日本アンサンブルコンテストは、群馬県の高崎市で開催されました。滋賀県の湖西線沿いにある我が家からは、次のようにに移動しました。出発したのは、19日、全日本アンサンブルコンテストの前日です。前日は、本城早稲田駅の近くにあるホールを借りて練習をしっかりり行った上で、高崎市のホテルにチェックインしました。

最寄駅→(在来線)→京都→(東海道新幹線)→東京→(上越新幹線)→本庄早稲田→(在来線)→高崎

▪️そして20日は、コンテスト。コンテストは12時過ぎからということで、午前中は高崎市の南部にある新町の小さなホールをお借りして最後の練習をしました。無事にゴールド金賞を受賞し、前述のようにひと足さきに関西に戻るわけなのですが、個人的に問題なのは、高崎から「どちら」で帰るのかということでした。「どちら」とは、東京経由で東海道新幹線を利用して帰宅するのか、それとも北陸新幹線で敦賀まで行き、あとは特急(サンダーバード)と在来線を使って帰宅するのか‥ということなんです。早く移動できるのは、東海道新幹線を利用する「南回り」の方です。でも、今回は北陸新幹線と特急を利用する「北回り」にすることにしました。北陸新幹線が敦賀まで開通して、こういう選択ができるようになったのです。

▪️せっかく「北回り」で買えるのですから、楽しまないと。まず、高崎駅で「だるま弁当」を購入しました。高崎駅の名物みたいですね。というか、高崎市では「だるま」の生産地として有名なんだそうです。知りませんでした。こちらをご覧ください。また、敦賀への途中、車内販売で長野のハイボールを買って車内で楽し見ました。もちろん、高崎でも「燃料」(ハイボール)買い込んだ上での、長野のハイボールです。「脇田健一の呑み鉄本線・日本旅」ですかね。ピンときた方は、鉄道ファンですね。金沢まではたくさんの乗客がおられました。私の隣は、ドイツから旅行に来られたご家族でした。お子さんは、まだ1歳未満の赤ちゃん。その赤ちゃんが、私に関心を示すのです。でも、こちらからちょっかいを出すと泣き出してしまって…。そのドイツのご家族も含めて多くの乗客の皆さんは金沢で下車されました。金沢から敦賀までは、私の乗車した車両は誰も乗っていませんでした。

▪️問題は、敦賀からなんです。予定では、特急サンダーバードで湖西線に入っていく予定だったんですが、湖西線は強風のため運転をやめていました。まあ、湖西線ではよくあることなんですが…。新幹線を利用して、一筆書きのようにグルッと本州の真ん中あたりをぐるっと回れると思ったのですが、それはできないことになりました。特急サンダーバードは、琵琶湖線を走って(琵琶湖の東側)京都まで行くように変更になったからです。これも、サンダーバードではよくあることではあります。ということで、「ぐるっと1周」は今回はできませんでした。残念。

第47回全日本アンサンブルコンテストでゴールド金賞を受賞しました。

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▪️龍谷大学サクソフォン四重奏のみなさん。ゴールド金賞、おめでとうございます。関西大会での演奏も聞かせていただきましたが、きっと頑張ってくれるはずだと、素人ですがなにか確信のようなものを感じていました。監督、コーチ、たくさんの先生方のご指導と、皆さんの努力とチームワークの賜物ですね。大会前日から、練習の様子も含めてずっと拝見してきました。児玉コーチの指導のもと、細部に至るまで大変丁寧に音楽をつくろうとされている様子を拝見できて良かったです。ありがとうございました。昨年も全日本アンサンブルコンテストに同行しましたが、その時は1年生のクラリネット四重奏で金賞でした。ということで、2年連続で、龍谷大学吹奏楽部は関西代表として金賞を受賞しました。立派です。
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▪️この写真は、昨日の午前中に撮ったものです。12:06からコンテストは始まるのですが、コンテストが始まるまでの短い時間も、この写真のように練習を行いました。高崎市南部の小さなホールをお借りして、児玉知郎コーチの指導のもと、最後の調整を行いました。暖房を入れてもらっても良かったのですが、入れたとしてもホール内が温まるのは練習を終える頃になるとのことで、寒い中での練習になりました。こうやってコツコツ努力してきたことが、結果に結びついているのだと思います。
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▪️左は、おそらく演奏する直後の写真だと思います。右は、表彰式の後の写真です。ソプラノサクソフォンの北村治起くん(先端理工学部3年)、アルトサクソフォンの太田恵梨香さん(文学部2年)は、まだ表彰式から戻ってきておられません。児玉知郎コーチ、テナーサックス浦海斗くん(農学部2年)とバリトンサックスの服部航典くん(社会学部2年)です。児玉コーチは、感動されて涙を流しておられました。だから、ちょっと目を赤くされています。

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