彼岸花

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■今年の春から大津に転居しました。自宅には小さな庭があります。以前お住まいだった方が、丁寧に庭の手入れをされてきたおかげで、季節ごとに様々な草花が花を咲かせます。先日、突然、ホワイトアスパラガスのような芽が伸びていることに気がつきました。彼岸花でした。彼岸花は田んぼの土手によく生えています。私の家の庭にも、そのような土手によく似た日当たりの良い場所があるのですが、そこに生えてきたのです。おそらくは、彼岸花の球根を植えられたのでしょうね。

■彼岸花は、人によって好き嫌いの違いが大きいようですね。あまり好んで植えられる品種ではないようにも思います。というのも、お彼岸のころにピタリと標準をあわせたかのように咲くからです。それぞれの家のご先祖様とつながる時期であることから、あの世と結びついているかのようにとらえる考え方もあるようです。墓地などにもよく植えられてきました。そういうことから、不気味なものを感じる方もおられるのでしょう。球根にはアルカロイドが含まれているので、食べることができません。毒ですから。とはいえ、私は、季節限定で咲くこの花に美しさを感じています。写真を撮ったとき、ちょうどカラスアゲハが蜜を吸いにやってきていました。赤と黒。なかかな面白い組み合わせです。

イングリッシュガーデン

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■大津の街中のデパートに買い物にいくさい、立ち寄りました。「びわ湖大津館」にある「イングリッシュガーデン」に立ち寄りました。毎日、自宅の小さな庭の世話をしているので、少しずつガーデニングに関心が湧いてきたためです。まずは、「びわ湖大津館」の説明から。以下は、公式サイトからの引用です。

びわ湖大津館は、1934年(昭和9年)、外国人観光客の誘致を目的に県内初の国際観光ホテルとして建築された建物(旧琵琶湖ホテル本館)をリニューアル活用した大津市の文化施設です。

旧琵琶湖ホテル時代には、『湖国の迎賓館』として昭和天皇を始め多くの皇族の方々、ヘレン・ケラー、ジョン・ウエイン、川端康成など多分野の著名人をお迎えし、名実ともに県下唯一の格式を持ったホテルとして営業されておりました。

建物の設計は、東京歌舞伎座や明治生命館等を設計したことで有名な岡田建築事務所(岡田信一郎創設)によるもので、桃山様式と呼ばれる特徴的な和風の外観と洋風の内観は、琵琶湖の風景と古都大津の風土に見事に調和したデザインとなっております。

1998年(平成10年)、琵琶湖ホテルが新しく浜大津に移転することになり、この建物の取り壊しを惜しむ多くの市民の声に応えて、大津市が耐震と改修保存を行い、2002年(平成14年)4月から柳が崎湖畔公園 びわ湖大津館として新たに開館致しました。

■現在、琵琶湖ホテルは、大津駅から琵琶湖方面へくだった場所にありますが、以前は、この「びわ湖大津館」の建物でした。私は、一度だけ、この古い琵琶湖ホテルを利用したことがあります。宿泊ではなかったと思います。今から20年ほどまえに、このホテルで国際ワークショップを開催したさいに利用させていただきました。新しい琵琶湖ホテルの方は何度も利用していますが、以前の建物についてはその国際ワークショップのさいに利用しているだけです。というとで、あまりなじみがありませんん。「びわ湖大津館」になってからも、訪れたことはほとんどないと思います。お隣にある滋賀県立琵琶湖環境科学研究センターには、しばしば来ているんですけどね~。

■さて「びわ湖大津館」に併設された「イングリッシュガーデン」ですが、私が訪問したときは、芝刈りや雑草を抜くなどの手入れの作業が行われている最中でした。春や秋の方が、たくさんの花が咲き誇っているのではないかと思います。ちょっと来るシーズンを間違ってしまったかもしれません。とはいえ、琵琶湖を借景にしたり、池もつくられていたりと、なかなか見応えがありました。池は、印象派の絵画を連想させてくれました。

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滋賀のいたち

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■3月に大津に転居してから、庭の手入れをまめにしています。それまではマンションに暮らしていましたから、庭の手入れという発想がありませんでした。庭のある暮らし、最初は面倒くさそうでしたが、なかなか良いものです。庭の手入れというよりも、庭の世話って感じでしょうか。何か庭に気遣ってやらないと、かわいそうだ…って感覚ですね。ということで、まめに手入れをしていたのです。ところが…。

■先日のことですが、少し気になっていた庭の草花の手入れをしたときのことです。庭の隅にキュウリの苗を植えているのですが、盛りをすぎてしまったようなので、「庭でキュウリを植えるのならばもっと勉強しなくちゃね」などと思いつつ後始末をしていると、「死角」になって見えていなかった場所に、こんな大きなキュウリがぶら下がっていたのです。下が、スーパーで売られている普通のキュウリ。上が収穫したものです。

■私は知らなかったのですが、滋賀県ではウリのように大きくなったキュウリのことを「いたち」「いたちきゅうり」と呼ぶようですね。長浜出身で、米原に住んでいる友人が教えてくれました。もっとも、ネット上で少しだけですが調べてみると、私のように収穫し忘れて大きくなってしまった…と言うよりも、最初から意図して大きくさせて収穫するようでもあります。そのあたり、よくわかりません。滋賀では、薄く切って味噌汁の具にもするようです。その他、様々な煮物にもするようですね。いろいろ活用してみようと思います。

庭のキュウリ

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20160823niwanokyuri2.jpg■暑い日が続いていますが、頑張って庭の世話をしています。ガーデニングというと素敵な雰囲気がしますが、私がやっているのは朝夕の庭の水撒きと雑草抜き、この2つだけです。滝のように汗をかきながら、そして蚊に刺されながら(腰に蚊取り線香をぶら下げてはいますが…)、頑張って庭の世話をしています。地味な仕事ですが、嫌なことではありません。そこが不思議ですね。

■昨日の朝も、そうやって水撒きをしていたのですが、びっくりすることがありました。ずいぶん前に、庭にキュウリの苗を植えました。キュウリの成長にはあまり適した場所ではないのですが…。うちの庭では、ツルで伸びていく植物は、今のところ、小さな木製のフェンスのある一箇所に限られているのです。最初はあまり成長も良くなく、たぶん収穫できないだろうなぁ…と諦めていたのですが、陰に隠れて大きなキュウリが出てきたのです。大発見です。期待していなかっただけに、驚きました。しかも、もう少し調べてみると、もう1本実っていました。結構大きくなりすぎてしまったので、これは種を取ってウリのように炒め物にして食べるしかありませんかね。でも、楽しみです。

睡蓮鉢

20150523suirenbati.jpg ■今日は「亀の日」なんだそうです。朝、出勤前に教えてもらいました。ということで、亀の話題です。龍大の「鉄人」Oさんのお宅から養子に迎えたクサガメ3兄弟(オスメスはわかりませんが…)、御安心ください、きちんと育っていますよ。写真に写っている白いコンテナのなかで暮らしています。亀は水を汚してしまうので、2日に1回は水を替えをしています。もちろん、毎朝エサをやっています。小さなクサガメが、大きく口を「あーん」と開けてエサを食べる姿は、見ているだけで幸せな気持ちになります。可愛いんです。ニコニコしながら眺めています。まるで、お爺さんになったような気持ちです。

■クサガメのコンテナの手前に、睡蓮鉢を置きました。水草を安定させて、それなりの整備ができた後、ここにメダカに棲んでもらう予定です。プランターに植えたプチトマトも、もうじき収穫ができると思います。ドライトマトに挑戦です。ハーブティー用のミントも、繁ってきました。育ちの悪かったカクテル用のスペアミントも、やっとこさ育ってきました。暑い夏、ラム酒のカクテル(モヒート)が楽しみです。それからパセリ。これは、もうガンガン使っていかなくてはいけません。

■春から庭のある暮らしを得て、ささやかな幸せを見つけています。そのうちに、苔も楽しもうと思っています。

小さな花たち

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20160424garden8.jpg■春真っ盛りですね。注意してみると、身の回りに、たくさんの可憐な草花を楽しむことができますね。私自身は、植物の名前などほとんどわからないのですが、最近、いろいろ気にかけています。友人や知人にご教示いだだき、家族にも教えてもらい、なんとか写した花たちの名前を確認できました。でも、これだけでも記憶するのはなかなか大変です。

■これらのものは、おそらく全部が園芸種なんだと思います(思います…というのは、草花に無知でよく知らないから)。これら園芸種に加えて、道端や田んぼのあぜ道に生えている小さな野草の類がわかるようになると、多分散策が楽しくなるんでしょうね〜。それには、相当の訓練がいると思いますが。

ワスレナグサ/ムラサキケマン
ジャノメエリカ/ヒメウツギ
ムスカリ/シャガ
ドウダンツヅジ/シバザクラ
ハナニラ/イカリソウ
シラン/ヒメウツギ
タイム

ミント

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20160404garden1.jpg■大津市に転居し、庭のある暮らしの楽しみを知りました。日々、成長し変化する庭の草花を楽しんでいます。もっとも、このように楽しめるのは、この拙宅に以前にお暮らしだったご家族が、丹精込めて庭の手入れをされていたからです。しかも、いかにも花壇というようなデザインではなく、野の花が自然に咲き誇っているかのような…そんな雰囲気の庭になっています。我が家も何か植えてみようと思い、家族と相談をしてハーブの「ミント」をプランターに植えてみました。ハーブティー用のミント(左)と、カクテルやスイーツのためのミント(右)です。

■夏になったら、このミントで「モヒート」を作ってみるつもりです。「モヒート」とは、ラム酒をベースにしたカクテルです。ミントの葉、ライム、砂糖を少しだけ擦り潰し、そこにラム酒とソーダ水を加えます。夏の飲み物です。今のところ、ミントだけですが、この他にも色々ハーブを植えてみたいなと思っています。例えば、香菜=シャンツァイ(英語ではコリアンダー、タイ語ではパクチー)。中華料理には欠かせません。それから、パセリや大葉などもと思っています。もっとも、気をつけないと、庭にどんどん広がってしまうので、プランターで植えようと思っています。

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