朝の京都駅
■今朝の京都駅です。いつもは、2番線の琵琶湖線から、「普通」電車に乗って大学の最寄り駅であるJR瀬田駅までいきます。今日はちょっと気が変わりました。0番線から新快速に乗って、瀬田駅の1つ手前の石山駅までいき、そこからバスに乗ってキャンパスに行くことにしました。写真は、そのときに撮ったものです。復活した「iPhone6 plus」で撮りました。朝日のなかで、ちょっと不思議な感じに撮れました。日本じゃないみたい…。
■ところで、京都駅には、この写真の0番線ホーム(北陸等に向かう特急が中心)の次は2番線ホームになります。どうして1番線が無いの…と気になりますよね。気になっていたのですが、調べていませんでした。ということで、今回調べました。すると、次のような解説がありました。
なぜ京都府のJR京都駅には0番線があって1番線がない!? 京都駅の秘密
■この0番ホーム。日本一長いホームとしても有名です。もちろん、山陰線30番ホームも含めての長さなんですが、全長558mもあります。
第2回大津市都市計画マスタープラン案策定専門部会
■本日の午前中、第2回大津市都市計画マスタープラン案策定専門部会が市役所で開催されました。人口減少社会、超高齢社会、インフラの劣化、深刻な財源不足。様々な厳しい条件の中で、この大津に暮らすことの「希望」をデザインしていく仕事かなと思っています。それも「コ・デザイン」により、多くの人びとと共に、「希望」を少しずつ紡ぎ出していく仕事でもあるように思います。それが、私のスタンスです。
■私が初めて都市計画マスタープラン=都市マスに関わったのは、岩手県立大学総合政策学部に勤務しているときですから、もう14年程前のことになります。たしか、「盛岡市・都市計画マスタープラン策定懇話会委員」だったかな…。盛岡市の都市マスは、2001年に策定されました。大津市の現在の都市マスに、私は関ってはいません。大津市の都市マスは2007年に策定されているようです。
近鉄大和西大寺駅の特急「しまかぜ」
■朝、出勤の途中、近鉄・大和西大寺駅で、あの特急「しまかぜ」が回想されるところに出くわしました。心のなかで「ラッキー!」と叫びました。さっそく、写真を撮り始めましたが、そんなことをしているのは私だけです。なかなか「しまかぜ」に出会うチャンスがありません。新幹線のDr.イエローに出くわしたような気持ちです。トップの写真。背景の電車は、奈良駅行きです。ラッピングしてあります。「大和は国のまほろば」とありますね。そして手前が特急「しまかぜ」、2014年度の「ブルーリボン賞」を受賞しています。
■ブルーリボン賞は、、鉄道友の会が1958年6月20日に制定した賞です。鉄道友の会の会員の投票で決まるそうです。この格好良さ、選ばれるのも当然かと…思いました。ちなみに、これは「iPhone6 plus」で撮りました。けっこう、きれいに撮れます。
干し柿
■一昨日、母の世話をしにいったついでに、母親宅の庭にある柿の樹から柿の実を収穫してきました。といっても、渋柿。そのままでは食べられません。小さな樹なんですが、135個も収穫できました。そのうち、鳥のエサにしてしもうもの(痛んでいるもの、小さいもの…)は庭に返して、残りを自宅に持って帰りました。自宅で、妻と一緒に柿の皮を剥き、干柿にしました。たいした個数ではありませんが、おそらくは、60個ぐらいかな。持って帰った残りの柿は、焼酎漬けにして渋を抜くつもりです。はやくしないと…。ただし、母親宅に、まだ40個は残っていると思います…。食べきれませんね。
■渋柿の皮を剥いているときに、手の皮膚に違和感を感じました。おそらく、渋のせいかなと思っていますが、どうなんでしょうね〜?
「魚忠」さんと赤ズイキ
■先々週の土曜日、11月29日は、第32回「北船路野菜市」でした。そのとき、協力農家から出荷された赤ズイキを、大津市の中心市街地にある料亭「魚忠」さんにご購入いただきました。「魚忠」さんは、市場ではなかなか手に入らない地元の野菜を使いたいと強く希望されていましたので、とても喜んでくださいました。後日、facebookでご連絡をいただきました。赤ズイキの芋は、とてもネットリして煮崩れもなく、大変美味しかったとのことでした。この赤ズイキは、協力農家のKさんが生産されたものですが、私たち「北船路米づくり研究会」としても、大変嬉しくなります。「魚忠」さんには、お店でも料理に使っていただけるようです。なお「魚忠」さんからは、茎の調理の仕方についても検討されているとのことでした。
■このことを指導農家の吹野さんに伝えたところ、すぐに反応がありました。赤ズイキを配達しよう。赤ズイキの茎を地元ではどのように調理されているのか、出荷してくださった協力農家の奥様にもサンプルの料理を作っていただき味わっていただこう。そのときに、調理方法や保存方法をお店の方にお伝えしよう。そういう提案でした。もちろん、私への提案ではなくて、学生リーダーのKくんへの提案です。写真は、そのときの様子を写したものです。「魚忠」の社長さん、とってもよろこんでいただけたようです(私は、この場にいません)。
■「北船路米づくり研究会」の活動目的は、「生産者と消費者の『顔のみえる関係づくり』」にあります。最近は、その延長線上で、「農・商・学」連携についても頑張っています。ということで、明日、「魚忠」さんの定休日なのですが、社長さんに北船路まで来ていただけることになりました。実際の生産地をご覧いただけることになりました。案内役は、学生リーダーのKクン。別の協力農家が苦心して生産されている高級食材「海老芋」についても、ご覧いただけるかと思います。明日のことは、また報告させていただきます。
『まち再生の術語集』(延藤安弘・岩波新書)
■3年生のゼミで、延藤安弘先生の『まち再生の術語集』をじっくり読んでいます。というのも、ゼミでおこなっている「北船路米づくり研究会」の活動にとって大きなヒントになると思うからです。また、ゼミ生がこれから取り組む卒論の調査・研究にもきっと役立つと思うからです。全体は4章から構成されていますが、いろいろ不思議の仕掛けがしてあります(それは読んでからのお楽しみ…)。直線的ではないのです。キーワード=述語が網の目状につながっているのです。目次と「あとがき」からの抜粋です。少し、その不思議さが窺えるかもしれません。
Ⅰ「楽しさと遊び」→「歓喜咲楽」:よろこびわらいあそぶ、楽しさと遊び
Ⅱ 「つぶやきをかたちに」→「私発協働」:自らが主となりまわりとつながる、つぶやきをかたちに
Ⅲ 「知恵の育み合い」→「対話共有」:話し合い、知恵を育み合う
IV「トラブルをドラマに→「軋変可笑」:軋みを可笑しみに変える、トラブルをドラマに
本書のコンセプトはまさに「人生ってエエモンやなあ」「自分のまちは捨てたもんやないなぁ」と「生を楽しむ」センスです。(中略)深刻さの記述や改善方策の立案も大切ですが、一番大事なことは、ひとりひとりが「自分の生きる現場から状況を変えることを楽しむ」ことではないでしょうか。他者と共有された楽しさの体験は、創造的なアイディアや革新的な活動を生む縁を拡げ、生きる未来への方向感・希望をひらいていくものです。その過程では、芋ヅル式にキイワードがつながりあっていきます。根茎(リゾーム)のように絡み合うまち再生のプロセスが腑に落ちるよう、本書のキーワード(術語)から別のキーワードへ、ヒラヒラと蝶が舞うごとく自由移行する読み方ができるようにしました。(中略)混濁する状況を超えるイメージが術語の連関から生まれるよう願っています。
■私は、先生がかつて勤務されいてた千葉大学工学部に「環境社会学」の非常勤でお邪魔しました。そのとき、初めてお会いしました。また、龍谷大学社会学部で取り組んでいる「大津エンパワねっと」でも、学生たちの熱滅なラプコールを受け止めていただき、大津市の中央学区で講演をしていただきました。その延藤先生が執筆された『まち再生の術語集』、全国で大変評判なようです。
■先生が共著で執筆された『マンションをふるさとにしたユーコート物語―これからの集合住宅育て』(昭和堂、乾亨・延藤安弘)。「環境学会・論文著作賞」と「日本生活学会・今和次郎賞」を受賞しました。そのことを記念し講演が行われたようです。先生は、ご自身の講演会を「幻灯会」と呼んでおられます。だから、講演会という言い方は、よくありませんね…きっと。「幻灯会」は、その場を包み込む、ひとつのアートなのかなと思います。私が以前拝見したときは、2台のスライド投影機を使って、まるで講談師のように面白くお話しをされていました。ほんまに、おもろいんです、先生は。知的に…という点はもちろんなのですが、それだけでなく文字通り「おもろい」んです。『まち再生の術語集』を読んでいても、おもわず声を出して笑ってしまうところがありました(先生は、お若い頃から、駄洒落王だったに違いない)。いろいろ、仕掛けがしてあります。それに気がついて、「へ〜」と驚くこともあります。最後には、「おもろく」て、驚いて、力が湧いてきます。
■以下の動画は、延藤先生の「環境学会・論文著作賞」と「日本生活学会・今和次郎賞」受賞記念の「幻灯会」です。最近は、パワーポイントと2台のパソコンとプロジェクターを使って「幻灯会」をされているようです。
【追記】■今日は、3年生のゼミでした。ゼミのあとも、残ってミーティングをしていてたようです。ひとつは、「北船路米づくり研究会」の新しいパンフレットをつくめための相談。もうひとつは、研究会の活動資金のことです。学外の財団の助成金を獲得するための作戦会議です。楽しみです。
大阪の空
■ここしばらく大阪で撮った写真です。「大阪の空」。大阪の空が気になっています。使っているカメラは、防水デジタルカメラ「OLYMPUS TG-3 Tough」です。こんな風景を撮るのに向いているわけではないと思います。空に向けてカメラを傾けているので、端の方がずいぶんと歪んでしまいます。このカメラ、接写が得意なんですよね。とはいえ、歪む、それはそれで、なんだか面白いなとも思っています。
■【上段左】は、心斎橋の「Appleショップ」前。開店前に行列をして待っているときに撮りました。昨日のことです。赤いシャツは、ショップのスタッフさん。ここは、予約無しで修理を依頼する方のための列だと説明されています。それはともかく、大阪・御堂筋の黄色く紅葉したイチョウが、青い空をバックに美しく撮れました。【上段右】は、大阪駅から。【下段】は、道頓堀方面の空です。夕方に近い時間帯です。
「iPhone6 plus」の復活
■ひとつ前のエントリーにも書きましたように、「iPhone6 plus」復活しました.御堂筋にある「Appleショップ」で、修理してもらいました。iOSのアップデートがうまくできていなかった…ということのようですが、よくわかりません。私自身は知らなかったのですが、この手の情報に関して詳しい妹から、「iPhone6 plus」はいろいろ不具合が起きているようですね。
■私のばあいは、「iPhone5」のバックアップを「iMac」でおこない、そのデータを「iPhone6 plus」に移そうとしたときに、突然、フリーズしてしまいました。困りました。ということで、「Appleショップ」です。ただし、まだバックアップデータを「iPhone6 plus」に移していません…。また、フリーズするのではないかと心配です。
【追記】■無事に、アプリも「iPhone6 plus」に移し替えることができました。慣れないので、いろいろ大変です…。
庭の世話
■今日は、朝から心斎橋の「Appleショップ」に出かけました。「iPhone5」から機種変更した「iPhone6 plus」が、どういうわけかフリーズしてしまいました。その状況が長く続いていました。いろいろ頑張ってみましたが自分ではどうしようもないので、結局、「Appleショップ」に出かけることになりました。とりあえず、解決しました。これで、携帯電話も使えるようになりました。周りの皆様には、いろいろご不便をおかけしました。「アップデートがうまくできておらず、結果として、こういうことになったと…」というような感じの説明をショップの店員さんから受けましたが、正直言って、よくわかりませんでした。丁寧な説明かもしれないけれど、私の方に理解できる知識がなかったことも原因かもしれません。齢とともに、情報弱者になっていくような気もします。
■しばらくスマホを使っていなかったのですが、良い経験になりました。不便ですが、その一方で清々しい気持ちにもなりました。友人のなかには、携帯電話さえあえて持たない人がいますが、その気持ちも、今となればよくわかります。私の「iPhone6 plus」復活しました。しかし、「iPhone5」からのデータが移せていません。アプリなど移そうとしたときに、フリーズしてしまったのです…。明日にでも、職場の「iMac」にバックアップしたデータを「iPhone6 plus」に移す予定です。しか、その際に、また何かおかしなことが起こるかもしれません。その際は、またまたご不便をおかけすることになりますが、どうかご容赦ください。そして、お願いなのですが、これからも、お電話は緊急時のみとしていただき、メールかFacebookのメッセージでご連絡をいただければと思います。
■「iPhone6 plus」の問題が解決したあと、梅田周辺で買い物などの用事をすませんたあとに、いつものように母親の世話をしに向かいました。とりあえず、いつものように世話をしたわけですが、今日は、庭に生えている柿の木の実を収穫しました。収穫といっても、この柿の木は渋柿です。例年、ほとんど実がならなかったように記憶しているのですが、今年は、「鈴生り」状態になりました。脚立に登って収穫したあと(小さな柿の木なのです…)、数を数えてみました。130個を超える収穫になりました。熟し過ぎて道路に落ちてベチャっ…というのは、大変ですので、そうなる前に収穫しました。トップの写真がその柿です。収穫したはいいのですが、この渋柿をどうするか…です。最初に考えていたのは、干し柿です。しかし、たくさんの干し柿ができても…という感じもあります。干し柿とプルーチーズの組み合わせたツマミは、ワインをいただくのにうってつけです。お正月の五色膾(ごしきなます)などにも仕えますね。しかし、それでも消費しきれません。悩んでいると、facebookで、焼酎に潜らせてポリプクロに入れて常温で保管しておくと、とっても甘い柿になりますよ…と教えてもらいました。ということで、干し柿と焼酎柿です!!
■さて、柿の樹がはえている庭って、どんな庭?…とお思いでしょうね。60坪くらいの小さな一戸建てなのです。そこに小さな柿の樹が生えているのです。この柿の樹以外にも、イチヂクも生えています。実がなっています。今日はできませんでしたが、来週は、このイチヂクの実も収穫しなければなりません。う〜ん、どういうふうに調理(処理)しましょかね…悩んでいます。コンポートがいいよという意見もいただいています。今は、柿とイチヂクなのですが、かつてはキウイやビワもあったのですが、実らなくなってしまいました。というのも、こういう果樹を植えるのはよいのですが、世話をしない…というのが、私の両親でした。父もなくなり、老いた母親だけ…愚痴をこぼしてもしょうがないのですが。
■小さな庭では、今、モミジの紅葉がピーク…って感じです。落ち葉もたいへん。今日は、落ち葉掻きができませんでした。来週です。このモミジだけみれば、素敵な庭のように見えるのですが、実際は荒れ放題です。世話をする担当者としては、ため息が出ます(^^;;。
臨床宗教師
■昨晩は、偶然ですが、テレビをみました。NHKの【ETV特集】「臨床宗教師〜限られた命とともに〜」です。たまたま、リビングにいくと、亡くなった岡部先生が登場されていました。「あっ!!」と思って立ち止り、番組を続けてみることにしました。この番組を視ていた妻も、「きっと関心をもつ内容だと思う」ともいってくれました。以下は、番組の公式サイトからの引用です。
がんを患い、余命10か月の宣告を受けた男性が、自分の人生を振り返り、楽しかったこと、つらかったこと、さまざまな思い出を語っています。 傍らに寄り添い、耳を傾けているのは、「臨床宗教師」です。 臨床宗教師とは、在宅緩和医療を専門とする医師が、その必要性を訴え始まった新しい試みです。東北大学では2012年から臨床宗教師を養成する講座が始まりました。医療の現場で、医師や看護師と連携しながら、医療者とは違う立場で患者を支えます。
高橋悦堂さんは、臨床宗教師として活動を始めたばかりの、34歳の若き僧侶です。宮城県にある寺の長男として生まれ、現在は副住職を勤めますが、通夜や葬儀の場には何度も立ち会ったことはあるものの、人の死に触れた経験はほとんどありません。そんな悦堂さんが、命の終わりを前にさまざまな思いを抱える人たちに出会います。工場を経営してきた男性は、仕事に対する誇りを語ります。末期のがんが見つかった男性は、やり場のない怒りや死への恐怖をにじませます。10年以上の闘病生活を続ける人は、つらさ、苦しさを口にしながら、自分が亡くなったあとの家族を心配していました。
「三途の川の向こうで、死んだ両親がにこにこと手を振ってたんですよ」
そういった男性は、10日後に亡くなります。
悦堂さんは、時に戸惑い、時に言葉を失いながら、懸命に寄り添い続けます。みずからの命の終わりを知った人は、その時を迎えるまでの時間、何を語り、悦堂さんはそれをいかに受け止めるのでしょうか。むき出しの魂と向き合い続ける、臨床宗教師の姿を追いました。
■この番組をみて一番印象を強くもったことは、高橋悦堂さんが、本当に悩んでおられることです。死に向かう人、自分が死に向かっていることを自覚している人、真っ暗な暗闇に吸い込まれていくような不安や恐怖に苦しんでいる人、そういう方に、お若い高橋さんが一生懸命に向き合おうとされていることです。上記の番組の紹介のなかには、「むき出しの魂と向き合い続ける」と書いてあります。ただひたすら話しを聞き、受け止める。これは、とても大変なことです。もっと書きたいことがあるのですが、ちょっと、なかなか難しいです。再放送も予定されています。また、拝見したいと思います。12月6日(土)午前0時00分(金曜日深夜)から再放送されます。皆さんも、ぜひご覧ください。
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